日々の暮らし、ときどきピアノ

40歳を前にピアノを再開しました。子育てと在宅ワークの傍らで、ピアノに向かいます。

レッスンに行ってきました

昨年の秋に習い始めたピアノ。月に2回のレッスンを受けています。
何かと予定の多い大人の身分、毎週だと練習が追い付かず、かといって月イチだと遠すぎる。丁度いい間隔かなと思っています。


ところで、私の先生の教室は丘の上にあります。
始めてのレッスンの日、坂道を登りながら、ふと「今、自分のためだけに坂を登っている」ということに感動してしまって、自転車を漕ぐ足に力がこもったのを思い出します(笑)


ここ何年も、仕事と子育てに試行錯誤の連続で、自分のことなど後回し。自分のことに時間やお金を使うのはもったいない、という気持ちがどこかにあったように思います。
子どもと過ごすのは楽しく、それで十分だと思っていたのですが、
やはり自分を蔑ろにしてきたつけはジワジワとたまっていたようで…


ピアノを再び弾きはじめたのは、心身に不調をきたして、不安の中でなんとか踏ん張っていたころです。
最近すこしずつ、のびのびとできている実感が持てるようになりました。


人って何かしら自分らしく「表現する」ことが、幸せに、健康に生きるためには必要なんだなと思います。自己主張がずっと苦手だった私は、その一つの手段としてまたピアノに会えて良かったですし、ブログもその手助けになるかなと思って始めてみました。



…とここまで、レッスンの話になりませんでした(笑)


バッハのフランス組曲に取り組んでいます。聞いても弾いても癒される、素晴らしい曲ですね。名演をききながら練習です。



J.S.BACH suite francese nr.5 bwv816 - András Schiff