日々の暮らし、ときどきピアノ

40歳を前にピアノを再開しました。子育てと在宅ワークの傍らで、ピアノに向かいます。

ピアノがほしい!

皆さんのピアノブログを見ていると、
お部屋にでーん!とグランドピアノが鎮座しているお宅や
防音室で夜な夜な練習されているお宅があり、うらやましいな~と拝見しています。


うちには電子ピアノがあります。6年ほど前に買った木製鍵盤のものです。
本当はアップライトピアノが欲しいのですが、住宅事情で断念しています。
一応、住まいのマンションはピアノOKで、設置しているお宅もあるのですが、
私は繊細なメンタルの持ち主ゆえ(笑)、苦情を心配して弾けなくなってしまいそうで、思いとどまっているところです。
が、やっぱり何だか物足りない…


ユニットタイプの防音室も考えましたが、「狭い家がさらに狭くなる」と夫に反対されてしまい(まあ当然ですよね)


子どものころは田舎に暮らしていて、あまり考えたことはなかったのですが、
ピアノって、本来は環境に恵まれた人が持てる贅沢な楽器だなと思います。
電子ピアノのおかげで、今の環境でも演奏できる。その喜びに注目すべきかもしれません。


都会暮らしのピアノ愛好家の方々の工夫も、いろいろ聞いてみたいです。

レッスンに行ってきました

昨年の秋に習い始めたピアノ。月に2回のレッスンを受けています。
何かと予定の多い大人の身分、毎週だと練習が追い付かず、かといって月イチだと遠すぎる。丁度いい間隔かなと思っています。


ところで、私の先生の教室は丘の上にあります。
始めてのレッスンの日、坂道を登りながら、ふと「今、自分のためだけに坂を登っている」ということに感動してしまって、自転車を漕ぐ足に力がこもったのを思い出します(笑)


ここ何年も、仕事と子育てに試行錯誤の連続で、自分のことなど後回し。自分のことに時間やお金を使うのはもったいない、という気持ちがどこかにあったように思います。
子どもと過ごすのは楽しく、それで十分だと思っていたのですが、
やはり自分を蔑ろにしてきたつけはジワジワとたまっていたようで…


ピアノを再び弾きはじめたのは、心身に不調をきたして、不安の中でなんとか踏ん張っていたころです。
最近すこしずつ、のびのびとできている実感が持てるようになりました。


人って何かしら自分らしく「表現する」ことが、幸せに、健康に生きるためには必要なんだなと思います。自己主張がずっと苦手だった私は、その一つの手段としてまたピアノに会えて良かったですし、ブログもその手助けになるかなと思って始めてみました。



…とここまで、レッスンの話になりませんでした(笑)


バッハのフランス組曲に取り組んでいます。聞いても弾いても癒される、素晴らしい曲ですね。名演をききながら練習です。



J.S.BACH suite francese nr.5 bwv816 - András Schiff

はじめまして

人生で初めて、ブログを書きます。
昨年ピアノを始めるとき、大人になってピアノを再開した皆さんのブログを沢山読みました。
お仕事や家庭などいろいろある中、ピアノの練習の様子や音楽への想いを語っていらっしゃり、充実感にあふれているなあと。
その楽しそうな日記に背中を押され、私もピアノを再開しました。
その時まで、大人になってまたピアノを習うことになるなんて、考えもしませんでした(笑)
でも、実際に始めてみると、暮らしに少しずつ変化が表れて、私自身も元気になってきた気がします。
この先、ピアノとは長いお付き合いを続けていければ、と思っています。